学校案内
偉大な数学者の建学の精神のもと
豊かな心を育て、夢への扉を開きます
東京高等学校のスクールミッションおよびスクールポリシー
◇スクール・ミッション
本校創設者上野清先生は、建学の当初、自ら数学と漢学を講じていました。数理のゆるぎない明快さは本邦の確かな発展に寄与するものでありますが、漢学、殊に経学は父祖を敬う姿勢と歴史に学ぶ態度を教えるものであり、人格の完成なくしては人として立つに値しないという核心を教えるものです。この思想は本校の校章に明確に示されており、「数理の真理である正方形を無限に重ねて、円満な人格にいたる(方重なりて円をなす)」の意匠に接して、教職員はもとより、本校に集う生徒諸君も日々心を新たに学校生活に取り組んでいます。
現校長はこれを、多くの学校の「生徒にスキルを身に付けさせる」という現代的な風潮に疑義を示して、「生徒を人間として成長させる」ことを目標に掲げ、「自分の頭で考える」ことを奨励しているものだと意味づけています。
このミッションに基づいてスクール・ポリシーを述べましょう。
◇スクール・ポリシー
本校の学校教育の指針を、「グラデュエーション・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」「アドミッション・ポリシー」の3点から述べます。
「グラデュエーション・ポリシー」卒業生に身につけて欲しいこと
1.「個性と天分を重んじる」
1年次は、全員共通のカリキュラムで学びます。各自の個性を型にはめてたわませるのではなくその天分の発露を待つ期間として位置づけます。
2.「自主と責任を尊ぶ」
2年次より5つの学類系統に分かれ、自らの将来を見据えた学修を開始します。また、2学年は学校生活での中核を担う学年として、体育祭・文化祭等の運営では中心となります。
3.「勤労と平和を愛する心を培う」
1年次秋の校外授業では、農業体験等、現代まで連綿と続く地域の産業に接します。
2年次、秋に行われる修学旅行では地域の文化や歴史に主体的に触れる体験をします。
4.「礼儀と規律を守る」
課外活動の参加者が多いのは本校の特色ですが、それだけではなく、校内で先生方や生徒同士で大きな声で挨拶を交わすことが自然な習慣になっています。そうした日々の積み重ねが明るい学園生活の根本となっているのでしょう。
5.「師恩と友益に感謝する」
3年次は学園生活の最終局面になります。自ら拓いた進路に向かって皆巣立っていきますが、師の恩愛と、友の助力には自ずと感謝の気持ちが湧き、この母校に戻ってきたくなる、そんな3年間を送る生徒が多いのも事実なのです。
「カリキュラム・ポリシー」教育課程や学校生活を通して
旧来「教育の目標」として示してきた3項目がこれに相当します。
◎一校一家の塾(学校)教育――一言で「母校愛」と言いますが、それは無理に強いても生じるものではありません。互いを慈しむ心を日々積み重ね、自ずと生まれます。
◎品性陶冶の人格教育――陶冶とはすなわちドイツ語でいうビルドゥングであり、ビルドゥングはまた教養の意味です。高い教養を身に付けて、ひとりの人格は完成します。英語ではこれをエデュケーションといって、まさに「陶冶」は「教育」なのです。
◎個性尊重の自主教育――一人ひとりの個性を尊重し、伸長すること。それは互いを尊重することでもあります。今を生きるに必要な、さまざまな立場の人との協働も、この精神に根差すのです。
「アドミッション・ポリシー」新入生に期待すること
上記2つのポリシーを読み、賛同する人も、また、疑問や反発を感じる人も、皆さんどうか東京高等学校の門をくぐってみてください。思っていた以上、または予想外の居心地のよさに、時を忘れてあっという間の3年間を過ごすこと、請け合います。
*いじめ防止基本方針